ビジネス
経団連第5代会長の中西宏明氏が「日本の雇用慣行を見直すべき」と提言してから、ジョブ型雇用の波が再び始まった*1。それと同時に、ジョブ型に対する過大な幻想も広まっている。本記事では、ジョブ型に対する3つの誤解と、あまり注目されていないメリットを…
「MBTI診断」という性格検査が、10年前アメリカで流行り、今は韓国と日本で流行っている。しかし、多くの論文によってMBTI診断がデタラメだということが示されている。
と末恐ろしいタイトルを付けたが、本記事では、「大店法」という悪名高い法律について、研究者の本を参考にしながら解説する。イトーヨーカドーや地元の商店街は、「大店法」下でどのように繁栄・衰退したのだろうか。
プレゼンテーションや説得の方法は、数々の本で紹介されている。結局何を信用すれば良いのか?本記事では、論文を基に説得の方法を調べた。「説得には、エトス・ロゴス・パトスが大事らしいよ」という浅い理解では終わらせない。
政府や会社が「今後成長するだろう」という時、「(これらのデータから)今後成長するだろう」という予測ではなく「今後成長するだろう(と願いたい)」という希望的観測をしてしまうことがある。予測に願いを混ぜてしまう失敗はしばしば指摘されるが、本記…
「エビデンスが必要です」「エビデンスが足りません」など、エビデンスという言葉はしばしばビジネスで使われる。しかし、「根拠がある」をかっこよく言い換えるために存在する言葉では無い。学術的にエビデンスとは、どのような意味だろうか。
デート術やプレゼン術において、「話す内容より話し方が大事」と語られることは多いだろう。それ自体は問題ないのだが、楽して説得力を持たせるために、メラビアンの法則を雑に引用する人が多い。結論から言うと、「話す内容より話し方が大事」の根拠にメラ…